
中学1年生の生徒さんが、第2考査の5教科合計で455点を取りました。
第一考査は441点でしたので、そこからさらに14点アップです。
もちろん455点という点数だけでも立派なのですが、今回すごいなと思ったのは、第1考査から第2考査にかけて点数を上げてきたことです。
中学1年生の第1考査は、中学校に入学して最初の定期考査です。
教科にもよりますが、まだ学習範囲がそれほど広くなく、内容も基礎的なものが中心なので、比較的高得点を取りやすい傾向があります。
ところが第2考査になると、そうはいきません。
学習する内容も少しずつ難しくなり、覚えなければならないことも増えてきます。
加えて、部活動の本格化、夏休みでの勉強のリズムの変化などで、1学期ほどの勉強量が確保できなくなってきます。
そのため、第1考査ではかなり高い点数を取っていた生徒さんでも、第2考査では点数を落としてしまうことが珍しくありません。
実際にわかば学舎においても、これまでのほとんどの生徒さんが第2考査では点数を落としています。
そんな中で、
441点 → 455点。
すでに高得点だったところから、さらに14点伸ばしてきました。
これはなかなか簡単なことではないと思います。
この生徒さんは、普段の教室では黙々と勉強を進めるタイプです。
ものすごく目立つ勉強の仕方をするわけではありません。
自分のやるべきことを、淡々と進めています。
ただ、一つしっかりできているなと思うことがあります。
それが「間違い直し」です。
わかば学舎では、生徒さんが問題を解いたあと、最初の丸付けは講師が行っています。
丸付けをして返したテキストには、当然、間違っている問題もあります。
この生徒さんは、その問題をきちんとやり直します。
実はこれは中学生になってやり始めた事ではありません。
小学生の頃から、間違えた問題はそのままにせず、もう一度やってみるということを続けてきました。
それが今では、特別に意識しなくてもできる「習慣」になっているのかもしれません。
勉強というと、どうしても「何時間勉強したか」とか「問題集を何ページやったか」といった量に目が向きがちです。
もちろん、それも非常に大切です。
でも、たくさん問題を解いても、間違えた問題をそのままにしてしまえば、次に同じ問題が出たときにまた間違える可能性が高いです。
反対に、一度間違えた問題をきちんと直して、
「なぜ間違えたのか」
「次はどうすれば正解できるのか」
を一つずつ積み重ねていけば、時間は少しかかりますが、できない問題が少しずつ減っていきます。
455点という結果だけを見ると、「もともと勉強ができる子だから」と思われるかもしれません。
でも、普段の様子を見ていると、その点数の裏側には、こうした当たり前のことをきちんと続けている姿があります。
第1考査で441点。
そこで十分満足してもおかしくありません。
しかも、普通なら点数を落としやすくなる第2考査です。
そこでさらに455点まで伸ばしてきたことを、今回は素直に「よく頑張ったな」と思います。
派手なことをするのではなく、間違えたら直して理解する。
そして、また次の問題に進む。
そんな毎日の積み重ねが、少しずつ結果につながっているのだと思います。




