当たり前ですが、ここが「ゴール」ではありません

そんなことは当然だと、誰もが思うと思います。

 

でもこの入試の時期になるとなぜか、合格した人、不合格だった人ともに、その結果をとても大きな事のように思ってしまう人がいます。

 

もちろん、見事合格できた人はこれまで自分がしてきた努力について大いに自信を持っていいと思います。誇りに思いましょう。

ただこの合格は、この後に続く大きな目標に向けたほんの第一歩に過ぎません。

いえ、そうでないといけません。

今はほっとしているかもしれませんが、ここで安心してしまわず、いずれもっと先の目標をしっかり見据えて、それを見失わないでいってもらいたいと思います。

 

そして、今後万が一不合格になってしまった場合でも、まちがってもそこで全てが終わったとご本人、ご家族ともに思ってはいけません。

 

たかが中学、高校です。

 

もう一度言いますが、ここがゴールではないのです。

どこの中学、高校に入るかではなく、将来どんな仕事に就くかの方がよほど重要です。

 

この先まだまだ色々な道が用意されています。いい意味でも、悪い意味でもです。

生徒の皆さんにはぜひ、自分の道は自分で決めるという強い信念を持ってもらいたいと思います。

 

そのためには自分のアンテナをいろんなところに伸ばしておかないといけません。

毎日何となく過ごしているだけでは、なりたい自分へのヒントがなかなか見つからないからです。

 

何かやりたいことが見つかったらラッキーです。

 

そして、それをやりたい、それになりたいと強く思う事ができれば、

たいていの事は実現できてしまいます。