今の学校は「起業」を教えてくれない ― それはなぜ?

「将来は会社員(サラリーマン)になるのが当たり前」

多くの子どもたちは、知らず知らずのうちにそう刷り込まれている気がします。

今の学校では、

  • 決められた時間に登校する
  • 指示された課題をこなす
  • 正解が一つある問題を解く
  • 評価はテストの点数で決まる

 

こうした仕組みの中で、“与えられた仕事を正確にこなす力”が育てられていきます。

これは決して悪いことではありません。企業で働く上では、とても重要な力です。

しかし一方で、今の学校教育には明らかに欠けている視点がある気がしてなりません。

それが「起業」「個人事業主として働く」という選択肢です。

 

なぜ学校では起業を教えないの?

理由はシンプルです。

今の学校教育はもともと、戦争に敗れた日本が国の再建のため「組織の中で働ける人材」を育てるために作られてきたからです。

つまり、

  • 時間を守る
  • 指示に従う
  • 集団行動
  • 正解を早く出す
  • 評価基準に合わせる

 

こういった人材を育成する教育が重要視されたまま、なぜか現代に至っています。

 

ですから、

  • 自分で仕事をつくる方法
  • お金(利益)を生み出す仕組み
  • 税金の仕組みと節税の種類
  • 失敗のリスクと向き合う考え方

 

なんていう内容は、教科書にもテストにもほとんど出てこないのが現状です。

結果として、

 

起業=特別な才能のある人がやるもの」

自営業=不安定で危険」

 

というイメージだけが残りがちです。

 

でも、社会はすでに変わってます

今は、

  • 個人で仕事を受ける
  • 小さく始めて事業を育てる
  • 複数の収入源を持つ

 

こうした働き方が、特別なものではなくなってきました。

にもかかわらず、学校では

「自分で考えて稼ぐ力」

「正解のない問いに向き合う力」

を学ぶ機会が、圧倒的に少ないのが現状です。

 

学力は大事。でも、それだけでは足りない

誤解してほしくないのは、勉強が不要だと言いたいわけではありません。

読み書き計算、論理的思考力、継続力。

これらは、会社員でも起業家でも必要な土台です。

ただし本当に大切なのは、

「その力を、何のために使うのか」を考える視点です。

 

将来、

  • 会社で働く
  • 独立する
  • どちらも経験する

 

どんな道を選んでもいいと思います。

 

生徒さんには是非、「選ばされる人生」ではなく、「自分で選べる人生」を歩んでほしいと思います。

 

そのための土台として、学力と同時に大事なこと。それは、

『視野』『思考力』

 

「常に自分の身の回りや世の中の動きをよく観察し、自分ができることを深く考えてみよう」