中学生に向けて、もう一度言いたい「勉強法」

中学生になると、小学生の頃と比べて様々な事が変わります。

 

新しい校舎に新しい通学路といった物理的な変化もあれば、見慣れないクラスメイトのいるクラスや部活での人間関係の変化もあるでしょう。

 

そして、なんと言っても勉強の変化

教科も変わり、先生の教え方やテストの重要性も変わります

 

そこでもう一度ここで、私から中学生の皆さんに言いたいことを、思いつくままに挙げてみたいと思います。

 

 

1.数学・英語の授業は聞くことに集中する。ノートはきれいに取らなくてもいい!

 

ノートをとっているとどうしても「後で見たらいい、いつでも見れる」という感覚になってしまいます。

後回しにしたことは大抵忘れてしまうので、”後回しにしないくせ”を付けることが最も大事です。

特に数学と英語はその場である程度覚えないと後で痛い目にあいます。

なぜなら数学と英語は積み上げ型の教科だからです。

今日理解したことを使って明日の問題を解くというような教科です。

それを、「とりあえず後で見直そう」としてしまうと、分からない部分が雪だるま式に膨れ上がって収拾がつかなくなってしまいます。

ノートを取ることは一見よく勉強しているように見えてしまうし、自分でもつい勉強している気分になってしまいます。

どうせノートを取るなら、「紙のノート」ではなく「頭のノート」にたくさん書き込むように意識しましょう

 

 

2.数値目標をはり出す

 

かなりベタな方法ですが、目標を見えるところにはる

ただし具体的な『数値目標』にします。

 

「全教科80点以上取る」「英単語100個暗記する」「週20時間机に向かう」 などです。

時間がたつと、最初に張り切って作った目標がだんだんとぼやけてくるものです。

そんな忘れがちな最初の目標を、いやでも思い起こさせてくれる効果があります。

次のテストの目標などは、プリントやノートに書くだけではなく、それを思いっきりはり出すことで何倍もの効果を発揮しますよ。

 

 

3.問題を解くことよりも解答を見ることに多くの時間を使う

 

じっくり考えて問題を解くことは決して悪いことではありません。

すぐに答えを見るのは気が引けたり、自分のプライドが許さないという人もいるでしょう。

 

でも解答をじっくり見る方がよほど効率的です。

 

5分考えてダメな時はその問題は飛ばし、そのかわり解答と解説を死ぬほど見ましょう。

 

というわけで,参考書は解答の説明がしっかりしたものを選ぼう。

ちなみに塾のテキストは、解説がバッチリのものを使用しているつもりですからご心配なく(^^♪