皆さん第一志望校に合格です!(^^)!

今年度の塾生の皆さんの合格状況です。

 

中学受験生、高校受験生ともに、全員、第一志望校に合格しました!

皆さん本当に頑張りました。

 

小学6年生のお二人はいずれも難関校受験、中学3年生の皆さんは新受験制度になって初めての受験生で、ご本人はもちろん、ご家族の皆様にとっても心配の多い受験だったはずです。

 

この1年間の受験を通した取り組みを、どうかこれからの大きな自信としてもらいたいと思います!

本当におめでとうございました!

 

【中学受験】

仙台二華中学校 1名

宮城教育大学附属中学校 1名

 

【高校受験】

一関高専 未来創造工学科 1名

宮城野高校 総合学科 1名

多賀城高校 災害科学科 1名

利府高校 普通科 2名

塩釜高校 ビジネス科 2名

東北学院榴ヶ岡高校 TG選抜コース 1名

 

2020年3月29日 | カテゴリー : 塾の最近 | 投稿者 : わかば学舎

合格状況(2019年度最終)

今年度の塾生の皆さんの合格状況は以下の通りです。(複数校受験分も含みます)

 

中3生は全員、公立校、私立校ともに第一志望校に合格しました!

ご本人の頑張りはもちろん、ご家族の皆さんの励ましとサポートの力あってこその結果です。

どうかひと時、ご家族全員でこの喜びを分かち合ってください。

 

そして生徒の皆さんは、この嬉しい気持ちをぜひ新しい生活の原動力にしましょう!

 

【公立高校】

多賀城高 普通 1名

利府高 普通 1名

仙台工高 機械 1名

塩釜高 ビジネス 1名

 

【私立高校】

仙台育英高 特別進学 2名

東北学院高 総合進学 1名

聖和学園高 リベラルアーツ 3名

 

【私立中学】

東北学院中 1名

 

合格された皆さん、本当におめでとうございます!

 

算数チャレンジ大会優勝!

宮城県教育委員会主催の「算数チャレンジ大会」にて、塾生のK君のチームが参加し、見事『優勝』を果たしました!

 

7月に予選、9月が本選となり、本選大会は宮城県庁にて開催されました。

小学生が3人1組でチームを作り参加します。なんだか高校生クイズみたいでいいなあと思ってしまいます😙

 

ただ、出される問題は数学的思考力や発想力を問われるかなり高度なものです。

なかなか大人でも解けない問題です。

例えば上のような問題ですが、一見簡単そうなのですが、あることに気づかないとずっと解けません。

あることに気づけば、いとも簡単に解けます。視点の転換が必要です。

もちろん三平方の定理や三角関数など使わずに小学校の知識だけで解けます。

 

こういった問題が10~15問、60分で解かなくてはいけません。

3人が分業してもいいですし、一緒に同じ問題を解いていっても構いません。

チームそれぞれの戦略もとても大事になってきます。

 

ちなみに塾生のK君のチームはどうしたかというと、K君が前半部分を一人で担当し、他の二人が後半を共同で解き進める作戦で行ったのだそうです。

この作戦がピタリとはまり、効率良く得点を積み上げられたのではないかと思います。

 

本当におめでとうございます🎉

 

 

塾生のK君についてですが、もともと勉強は得意な方で、勉強することをあまり苦にしないタイプではありましたが、最初からどんな問題も楽々解いてしまう子という訳でもありませんでした。

 

ただ、少しのヒントを与えれば、あとは自力で正解まで進んで行けるだけの集中力と根気がありました。

 

こういうタイプの子に一番適した勉強法は、とにかくいろいろなタイプの問題を、たとえ広く浅くてもいいのでたくさん解くことではないかと思います。

 

今回のような課題に対した時、今回が初挑戦になるような問題をなるべく作らないこと。

 

つまり、どこかで似たような問題を一度は解いたなという記憶があるだけで、たとえ難問であっても自力でなんとか手掛かりを見つけ、立ち向かっていくことが出来るようになってきます。

 

あとそういう状態になると、つまり広く浅くでもいろいろな解法パターンが身に付いてくると、勉強が更に楽しくなっていきます。

 

楽しくというのはちょっと言い過ぎかもしれませんが、そういった問題への好奇心が間違いなく前よりも出てくるはずです。

これはあのやり方で解けるかな、いやこっちのやり方もあるかも、という風に考えられるようになってくるからです。

 

中身がすかすかの冷蔵庫よりも、食材がたくさん入っている冷蔵庫の方が料理をしようという気になりますよね💪

(例がちょっと変ですね😓)

 

もちろん、全ての生徒さんにこの勉強法が向いているという訳ではありません。

基本的な計算力、読解力が無いままにいろいろな問題に取り組ませても、逆に何も身に付かず点数が伸び悩むことになってしまいます。

 

ただ、そういったリスクに気を付けながらも、知的好奇心を刺激するために様々なタイプの問題に触れることはそれでも大切なことだと思っています。

 

自分の経験からも、『知的好奇心を刺激すること』ほど勉強への意欲につながるものってないと思うからです。

 

でも、この知的好奇心って、火がつきやすい人とそうでない人がいるのも事実です。

 

ここが難しいところです😅

 

 

英単語帳活用のすすめ

言うまでもなく英単語の暗記は英文読解の基本です。

多少文法を忘れてしまっても英単語を知っていれば英文の内容はある程度理解できるものです。

 

逆に、英単語が分からないため、最後まで文章を読んでも一体何のことについて書かれたものなのか結局分からなかったということになってしまいます。

 

日本人は傾向として、文法は得意だが会話は苦手だと言われています。

それも実は単語力がないためです。

せっかく文章の構成は作れるのに、中に入る単語が分からないために結局会話が成り立つまで相当な時間が経ってしまいます。

 

また、三年後から始まる大学入試改革による大きな変更点の一つには、英語の4技能(読む聞く話す書く)全てで評価することが決まっています。

今のセンター試験には無い、「話す書く」が追加となることで、より能動的に、自分から英語を表現する能力が問われます。

 

「自分から英語を表現する」ために不可欠なもの、それも単語力です。

 

英単語の暗記。

とても大事なことなのに、あまり積極的にやらない人が多いのはなぜでしょう?

それはきっと、英単語を大量に覚えるのが大変で、しかも面白くないからですね。

ただ暗記しろと言われても、そう簡単に覚えられるものではありません。

 

それならと、なるべく手軽に、いつでもどこでも取り出せて、なおかつ学校のテスト勉強に直結するような単語帳は無いかと探しました。

 

ありました。「ポケタン」。

 

スマホより小さいサイズ。1ページに8単語ほど。

1単語当たり、英単語・読み方(発音)・品詞・和訳のみ記載。

更に学校の教科書に対応しているので、習う順番にどんどん覚えられそう。

 

これはいいと思い、塾では三年前より毎年希望する生徒さんに配布しています。

塾用教材なので市販はされていないようですが、もしかしたら同じような単語帳が本屋さんにもあるかもしれません。

 

テスト勉強をする時に、単語の暗記を後回しにする人がいますがもったいないです。

練習問題を解きながらそこで出てきた単語をその都度調べるというやり方もありますが、効率が悪い上になかなか先に進まずやる気の減退にもつながりかねません。

まるで戦場に丸腰で挑んで、前進と撤退を繰り返しているようなものです。

まずはしっかりとした装備(単語力)を固めましょう。

 

そしてできるだけ短時間でその装備を完了すること。これが重要です。

本当の戦いはその後からですからね。

 

もしこれから本屋さんで新しく単語帳を探そうという方に一つアドバイスです。

単語の説明が詳細だったり例文が豊富にあるという観点というよりは、どれだけお手軽に単語練習が終えられるか、という観点で選んでみてはいかがでしょうか。

 

 

空間認識力を鍛えよう

塾開設以来、ずっと続けていることがあります。

それは「パズル」。

パズルには空間認識能力を高めるという効果があるそうです。

 

だからという訳ではないのですが、塾にもいくつかパズルが置いてあります。

知恵の輪、立体パズル、紙のパズルなどなど。

勉強の合間にちょっとでも塾生さんが息抜き出来たらいいなと思って置いてます。

 

もともと私はパズル好きです。

小さいころからジグソーパズルに熱中したり、ルービックキューブも好きで大会に出たり(市内2位でした✌)、もちろんプラモデルや模型(これも一種のパズルですね)にも例外なくはまりました。

『ある時ふと訪れる地味な達成感』 これがあるのでやめられません😎

 

塾にあるパズルの一つに『ロンポス』というものがあります。

これは、ある時書店で見つけてなんとなく買ってしまったものなのですが、やってみるとなかなか面白い。

というか、考えた人スゴイ!と思いました。

 

やり方はいたって簡単で、7つのピースを決められた形の枠ににきれいに収めるという、ただそれだけです。

レベルに応じて最初に置かれるピースの数が変わり、簡単なものから難しいものまでの200問を順番に解いていくといったパズルですが、完成形がほんとにたくさんあって飽きません。

そして途中から平面の完成形から立体(ピラミッド型)の完成形になるところも秀逸です。

見た目が美しく、達成感が半端ないです。

このロンポスを塾生さんには毎回5分使ってチャレンジしてもらっています。

 

このパズルを塾生さんにやってもらうと意外な事が分かりました。

それは、このパズルを解くスピードと学力は必ずしも一致しないということです。

なんとなく、勉強のできる人はパズルも早く解けるのかなと思っていたのですが、実際はそうではなく、普段のテストではとても良い点数を取る子でもなかなかパズルは解き進めることができなかったり、その逆に普段の点数はぱっとしない子がこのパズルになると驚異的なスピードで問題を解いていくといった現象が見られました。

もちろんどちらもできるっていう人もいます。

 

勉強の基本は暗記(覚えること)です。学年が小さくなるほどそうです。

したがって暗記ができる子ほどテストではよい点数が取れる傾向があります。

ですが暗記能力と空間認識能力は別の能力なので、勉強は得意だけどパズルは苦手ということもあるのだそうです。なるほどですね。

 

では、空間認識能力っていったい何の役に立つんでしょうか?

一応いろいろあるようです。例えば、

  • 地図や路線図を見て目的地に着ける
  • 建物で迷子になることがない
  • ものづくりが上手になる
  • イラストを描くのが上手になる

などです。

うーん、これだけ見るとあまり勉強とは関係なさそうでしょうか😅

でも少なくとも図形問題には強くなるような気がします、、、気がしますが、本当のところどれだけ勉強に効果があるのかは分かりません。

 

ただ、それでも空間認識能力が高いのと低いのとでは、高いに越したことはないと思うのです。

勉強が苦手でも、テストでいい点数が取れなくても、まだ眠っている自分の才能にどこかで気付くことがあるかもしれません。

 

「才能」というとそんなもの自分には無いと言うかもしれませんが、自分の持っている能力の中で一番優れているものを運良く見つけることができて、それを更に伸ばすことが出来たら、いつかそれは才能と言ってもいいくらいの能力にきっとなるはずです。

 

勉強には主に「暗記力」や「論理的思考力」などが求められますが、それ以外にも人間の持っている能力には「運動能力」「コミュニケーション力」「創造力」「音楽的能力」などなど、生きていく上で役に立つものがたくさんあります。

あとはそれに自分自身で気付いて伸ばしていけるか、です。

 

というわけで、「空間認識能力」もきっと誰かの役に立つと思いながら、特にクレームが来ないうちは塾のパズルも続けていきたいと思っています😗

 

2018年6月14日 | カテゴリー : 塾の最近 | 投稿者 : わかば学舎